オトナカタログ

1985年愛知県豊橋市生まれ。2006年バンタン研究所グラフィックデザイン学科を卒業。同年、同学校の講師を務めていたデザイナーに誘われ、デザイン事務所『鞍知on鞍知(クラッチ オン クラッチ)』に入社。現在、大学ポスターや企業の採用パンフレットなど、紙媒体を中心に多彩な広報物のデザインに携わる。
グラフィックデザイナー
鈴木 孝尚
有限会社 鞍知on鞍知

自分にできることを探した高校時代

僕が高校生の頃は、学校全体がバンドブームで、友達のほとんどがバンド活動をしていました。友達に誘われてライブを見に行った高1の冬、汗を流して演奏する友達がすごくカッコよかった。自分も何らかのカタチでみんなのライブに関わりたいと思った。

だから、自分にできることは何だろうと考えた時、友達のためにバンドのTシャツやフライヤーを作ろうと思ったんです。特別、デザインに自信があったわけじゃないですよ。

それでも毎日のように手書きでデザインラフを描いて、「こんなTシャツを作ってください!」と学校帰りに印刷屋さんに持ち込みをした。気がつけば、夢中になってデザインばかり考えていました。

心に眠る「好き」に気づいた瞬間

あれだけ没頭していたデザインですが、受験ではまったく関係のない大学を志望。残念ながら落第したけれど、浪人して初めて「将来、僕がやりたい仕事は何だろう」と真剣に考えるようになりました。

当時、ひょんなことからアパレルショップで働き出した僕は、販売以外にも洋服のデザインを担当。その時に、僕はやっぱりデザインをするのが好きなんだと気づいた。

それが本格的にデザインを勉強するスタートとなりました。

作ったモノを喜ばれる時が一番嬉しい

デザイナーの仕事は帰りも遅いし、寝る暇がないほど忙しい日もある。それでも、作ったモノをお客様が喜んでくれた時は苦労が吹っ飛びます。きっとこの気持ちは高校生も同じじゃないかな。

例えば、友達や家族、好きな人のためにプレゼントを考えて「ありがとう!」って言われるとすごく嬉しいですよね。それと一緒。シンプルだけど僕のデザインで誰かが笑顔になる。

その瞬間が僕の一番の幸せなんです。