もともと好奇心旺盛な性格で独立心も強く、学生時代はバンド活動に熱中し、プロデビューを夢見ていたという柏樹さん。販売職時代も「自分らしい生き方で何かをやりたい」という思いを常に持っていた。
そんな時、インターネットに出会った。当時パソコンは素人だったが、「インストラクターにならないか」という誘いは千載一遇のチャンスに思えた。独学で猛勉強し、ITインストラクターへ。
ところが、受講生は大半が高齢者。だが、人にどのように自分の伝えたい事を伝え、理解してもらえるかを勉強できた空間でもあった。教える苦労も多かったが、試行錯誤するうちに逆に自分の技術も向上していった。
「第一歩が大切で、知識や技術は後からついてくる」と、感じたのはこの時だ。
3年前にホームページ制作会社を立ち上げた柏樹さんのもとにはあらゆる企業から依頼がくる。ホームページ制作は単なる物作りではなく経営上のアドバイザーとしての役割も大きい。
今まで縁がなく知識が不十分な業種もあるが柏樹さんは常に好奇心のアンテナをはり、情報を収集している。様々な場面を乗り切った経験や持ち前のチャレンジ精神がここで活かされている。
「失敗することを恐れては何も始まらないし、人と積極的に接して吸収する力、好奇心を絶やさないことが重要なんです。できるかできないかは後で考えればいい。やってみたいということに挑戦していれば成果は必ずついてきますよ」。
そうコメントする、柏樹さんの目は自信とワクワク感で輝いていた。