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経営コンサルタント
社会
酒井 英之
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
コンサルティング事業本部 経営戦略部 部長

人が喜ぶと自分もうれしい

経営者に対してさまざまなアドバイスをする経営コンサルタント。その仕事をする人は知的で弁が立つ人というイメージがある。酒井さんご自身はまさにこうした雰囲気も漂うのだが、それは重要な資質ではないという。

「コンサルタントの仕事は、多くの人が喜ぶ方法を飽きるほど考え続け、それを提案していく。だから人が喜ぶことが好きな人がいい」。

酒井さんの「喜び」の原点は、小学校で転校した時にある。新しいクラスのために何かしたくて、教室の汚れた張り紙を貼り替えた。先生が誉めてくれ、クラスメイトも彼をマネて貼り替え、教室がきれいになりクラスが一体になった気がした。

人が喜ぶと自分もうれしいことを知った瞬間だった。

「未来日記」を書いてみよう

商品が売れる、消費者が喜ぶ、職場の雰囲気がよくなる、会社が成長する・・・。そうやって喜んでくれる人を増やすため、彼はさまざまな方向からモノを考え、試していく。

最近、好評な手法のひとつは「未来日記」。夢が叶った日の自分になりきって、その日の日記を今、書いてみる。これは高校生にもお勧めだ。

たとえば受験に合格した日、部活で優勝した日などを想定し、その日の喜びを書く。また、その日まで頑張ってきた自分をふりかえって誉めてやる。どんな風に頑張ってきたのか具体的に書けば、これから何をしなくてはいけないのかがわかってやる気が出るという。

「簡単だけれど驚くほど効果が出るんですよ」。難しい提案をするのではなく、いかに簡単な取り組みで変化を起こすかが、実はコンサルタントの腕なのだ。

だから彼のアドバイスはいつもわかりやすい。「やりたいことが見つからない人は、他人が誉めてくれたり『あなたなら、きっとできるわ』と、求めてくれたことを思い出してみるといい。きっとそれがあなたの一番の魅力。そう信じて、その魅力が生きる道を探せばいい」。

答えはいつも身近にある。

酒井さん毎日更新の4行ブログはこちら。

http://www.enpitu.ne.jp/usr4/43126/diary.html