オトナカタログ

クリエイティブ・ディレクター
芸術
今枝 和仁
株式会社ZAK 代表取締役

理想の自分を描く大切さ

現在グラフィックデザイナーであり、アートサロンを経営する今枝さん。誰もが憧れてしまうような職業だが、すんなりなれたわけではない。高校時代は先が見えず、屈折していたと今枝さんは語る。目的がないゆえ受験勉強をしてもうまく行かず浪人生活も経験する。

そんな時自分はいったい何で勝負できるのだろうと考えた。すると、昔落書きが大好きだったことや家業が輸入をしていたこともあって、漠然とアートを勉強しようとひらめいた。

そこからは、語学を学ぶために現地の短大の英語学校に通いそのまま入学。必死で勉強し、同時に作品作りに励んだ。そしてその作品と語学力でニューヨークのデザインの学校に入学することになる。

今枝さんは言う、「人と同じでなくていい、いつも自分がなりたいものを思い描くんだ、そうするとチャンスが目の前に来たときすぐに掴める。」と。

尼ケ坂を素敵な街に

ニューヨークで活躍した後、病気を期に日本へ帰国。

二度目の挫折を経験。病気を克服後、家業を手伝いつつ、現地で出会ったポップアートの巨匠であるシーモアクワストさんの作品を日本に広めたいという思いや、デザインの価値を伝えるためアートサロンをオープンさせる。

そんな尼ケ坂のアートサロンには現在多くのアーティストが集い、出会いの場になっている。そこから新たなものが生まれ、発信されていく。そしてアーティストたちが生み出す空間に人が集まり、町を活性化させていくのだ。

今枝さんの、「素敵なアートをみんなに届けたい。」という思いとともに、今後も尼ケ坂から良い循環が生まれ、多くの人を笑顔にしていくだろう。