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税理士
社会
中野 由里
税理士法人スプラウト 代表社員

人をサポートする仕事がしたい

税理士の仕事は、主に中小企業の税金に関するサポートをすること。中野さんが税理士を志したのは27歳のとき。当時、勤め先の上司の独立に関わった際、初めて顧問税理士に会ったことが契機になる。

「人をサポートする仕事がしたい」とずっと思っていた中野さんは、税理士を自分の仕事にしようと考えた。「それまでの私は全力疾走してやりきったという経験がありませんでした。120%の力を出して、挑戦できる機会ができました」と語る彼女は、昼間は週2回のバイトをしながら1日約8時間、365日猛勉強した。

税理士になるために必要な5科目の試験を5年かけて全科目合格。晴れて税理士となれることが決まった。「これからやっと始まるって思ったら不思議と涙がとまりませんでした」

会社の頼りになる「何でも屋さん」

実際の業務は、税務関係は100ある仕事のうちごくわずか。会社の事業展開や人事など、相談は多岐に渡っている。税理士の他にも、3つの顔(肩書き)を持つ。

「会社の役に立つにはどうすればいいか、を考えて始めました。資格を取った後、どんなことをやるのかは人それぞれ。私がやっていることはすべてサポート、一貫性があります。たまに『何でも屋さん』と言われますけど」

社名の「スプラウト」は「植物の新芽」という意味で、企業理念は「心に芽生えた夢を育てる」こと。中野さんの親身なサポートは、独立して事業を始める人の強力な支えになっている。「今の夢は仲間が集まれるコミュニティ(空間)を作ること。家庭でも職場でもなく多くの人がやすらげるような場所を作れたらって思います」