オトナカタログ

子育て支援会社社長
サービス
榊原陽子
株式会社マザーリーフ 代表取締役

ワークライフバランス、という発想

「笑顔のあふれる家庭をつくるために、ワーキングマザーから見た支援をしています。ワークライフバランス(仕事と家庭の調和)の実現がテーマです」と語るのは、ハッピーで美しく輝きたい女性を応援する会社「マザーリーフ」を昨年設立した榊原さん。子育ても仕事もあきらめなくていい社会づくり、を目指している。

ビジネスを始めるきっかけは、同期の航空会社仲間が専業主婦になっていく様子を見るにつれ、「まだまだ働けるのにもったいないな」と感じたから。

その頃に夫の紹介で知った、社会をよくする“社会起業家”という仕事の新しい概念にびっくり。「私だったらできる」と思い、同世代の力になる事業に着手した。「ビジネスを通じて世の中をよくしていくことができる、そのことが嬉しかったですね」

後輩や子どもが教えてくれた

大学卒業後は客室乗務員となり、27歳で名古屋配属に決まると同時に、異例の役職を任される。普段は40代のベテラン社員が行うような、7〜8人の部下を持つ立場に大抜擢。

フライトでは先頭に立ち、後輩指導やマネジメント業務なども行い、それまでの勤務地とは違った点が学べた。

「部下に1人、思い出ぶかい後輩がいました。マンツーマンでも教えたり、ずっと指導努力していたのですが、結局会社を去ってしまったのです。今は新しい職場で、才能が開花していると聞きます。人を教えて育てることの難しさを学びました」

接客する仕事の好きな榊原さんは航空会社退職後、人に関わる社会保険労務士の資格を取得した。子どもがお腹にいる間に開業、翌年に出産。仕事も入り始めたが、子どもの存在は甘くなかった。

母親の重要さに気づき、子育てと仕事の両立に大変な思いをしながら今に至っている。「子育て中のお母さんを一緒に支援していきたい、と身を持って感じました。こんな私でもできるから、今の若い人も何かやってみましょうよ」