オトナカタログ

甲冑師
技術
小川伸夫
甲冑師熱田伸道

これが戦国時代の甲冑である

現代の甲冑師の工房には多数の桃山時代の甲冑が並べられてある。熱田の甲冑師である小川さんは言う、「桃山期の大人の平均身長は155センチ前後。現代で言えば小学校6年生ぐらいであろう」。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康たちが活躍した戦国時代の甲冑は、きらびやかではないが合理的で機能性のある実用的な甲冑であったそうだ。

そんな甲冑に出会うのは33歳の時。端午の節句で子供に甲冑を着せたいと思うが、なかなか良いモノが見つからず独学で制作したのが始まりだそうだ。

歴史のあるこの町を誇りに思う

小川さんは、郷土の歴史の再発見と約400年の歴史ある堀川の浄化の一環として「郷土歴史まつり・水上武者パレード」を企画し、地域を見直し郷土愛を深めることにも一役をかっている。

また、地元の人達が郷土のすばらしさと誇りを持つことが海外の人達に接する元になると考え、そのことを知らせる為に、まず歴史に興味を持ってほしいと名古屋城での甲冑試着体験を企画する。

自らが動くことで示そうとするその姿は郷土を愛し現代に生きる誠の甲冑師である。