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三浦進
株式会社三浦製作所・代表取締役社長

10人規模の会社に隠された意味

地元で90年間続く製作所社長、三浦さん。1mmの1/1000サイズの精密部品をつくり、超一流企業とも肩を並べる技術力の会社を経営。ここまでたどり着くには何千万の不良品を出し、それを支える会社の体力(資金面)を維持してきた。

経営理念は「従業員は10人以上にしない」こと。

「仮に従業員が病気をして休んでも、給料を払って大事にします。1人も無駄な人はいません。少数精鋭です。ひとりひとりが向上心を持って心を込めた仕事をすれば、他の企業に負けるわけがない。そして次の世代に技術を伝えていきたい」。

先端の技術の裏には、いつも大きな愛情がある。

日々感じるのは「命のつながり」

5年前、EM菌を使った川の浄化を個人的な活動として始めた。EM菌とは、有用な微生物を集めたもので、水を浄化し腐敗菌を抑える効果がある。

「誰かがやれば、街の川はキレイになります」。三浦さんは1人で実際に川を見て歩き、汚い川を1年でコイの産卵できる川にしたこともある。

活動は街へ徐々に広まり、50人が400〜500人に、今では1,000人規模になっている。

現在も、会社経営と市民活動を両立。「こんなに恵まれた経営者はいない」と言い切る三浦さん。「人とのつながり、命のつながりが一番大切。実際に何でも継続すれば、住み良い暮らしができます。やがて循環されて、子どもや孫の代へつながっていきますよ」。